無意根大橋~中岳
平成27年2月22日(日) 晴れ 中岳(無意根大橋コース)
ここのところ春山のような陽気が続いていて、国道230号線もまったく雪がない。普通ならこのまま春を迎えてほしいと思うところであるが、登山者の立場から言うと雪山シーズンをもっともっと長く楽しむために今は春の訪れを歓迎しない。
今回、リーダーのS水さんとM村さんのリべンジとなる無意根大橋から中岳への山行に参加させていただいた。以前、中岳にはに喜茂別岳から無意根山への縦走で通過したことがあったが、、無意根大橋からのアプローチはピークまで約10kmの距離があり、なかなか手ごわいコースである。

(風雪に耐えてきた中岳)
登山口の無意根大橋の手前のいまどき珍しい公衆電話のある広々とした駐車スペースに車と止める。朝7時は我々だけだった。このコースの半分は林道歩きで、晴れ日が続いたおかげでラッセルはまったくない。スキーのトレース跡も見当たらないので、ここしばらくこのコースにきた登山者はいないようである。約1時間ほど歩いて一本目の送電線下にくる、ここまででまだ3分の1にも満たない。更に進みと林道の分岐があり、右側に進んでいくと斜面が崩れたためなのか林道の痕跡がなくなり、左側に尾根に取り付いて905Pまでくると真っ白な台形の無意根山が見える。

(905P付近にきてやっと見晴らしがよくなりました)
ここからだだっ広い尾根をひたすら高いところを目指して歩く。傾斜はほとんどないが、後ろの二人から追い立てられるように歩き疲れが徐々に溜まってくるころ、M村さんの疲れた休もうという声に助けられ1052Pの手前で休憩をとる。ここでピークまで約3分の2である。この付近から中岳の姿が見え始める。

(無意根山が見えます、左側には喜茂別岳があります)
1052Pを過ぎてちょっと急な斜面を登りきると森林限界を過ぎ真っ白い大平原となる。まったくの快晴で目指すピークを目で確認しながらの登りではあるが、急な天候悪化に備えルート旗を指しながら進む。そして最後の急斜面を登りきると目の前に中岳が現れる。この付近の雪面は強風によりシュカブラ状態になっているが、スキーアイゼンを必要とするほどの傾斜ではない。

(中岳までもうすぐ)
中岳に到着すると横殴りの強風が吹き荒れて、僅かな時間の滞在であったが、頬の神経が感じなくなるほど冷えてしまった。中岳のピークで記念撮影しすぐにシールを剥がして退散する。スキートレースはほとんど残っておらず、下山はついつい稜線上を辿ってしまい登ってきたルートと外れてしまったため、天気が良いのにルート旗1本を回収することができなかった。その辺りから登りには無かったたくさんのスノモーのトレースが残されていた。森林限界地点まで降りて食事の小休止をとった。

(中岳の岩に張り付く雪)
1052P付近が唯一の登り返し地点、ここを過ぎればあとは林道も含めてスキーに優しいなだらかな斜面が登山口まで続き、あっという間にいつもの山行よりも早い時間に下山した。来たときに誰もいなかった駐車スペースにスノーモービル用の車が何台も止まっていた。

(やっと戻ってきました、結構疲れました)
〔コースタイム〕
無意根大橋7:00 一本目送電線下7:50 905P8:40 1052P9:40 中岳10:55-11:20
Co1085(食事休憩)11:35-11:50 905P12:25 無意根大橋13:00

(総距離約20kmのロングコースです)
by たかたか
ここのところ春山のような陽気が続いていて、国道230号線もまったく雪がない。普通ならこのまま春を迎えてほしいと思うところであるが、登山者の立場から言うと雪山シーズンをもっともっと長く楽しむために今は春の訪れを歓迎しない。
今回、リーダーのS水さんとM村さんのリべンジとなる無意根大橋から中岳への山行に参加させていただいた。以前、中岳にはに喜茂別岳から無意根山への縦走で通過したことがあったが、、無意根大橋からのアプローチはピークまで約10kmの距離があり、なかなか手ごわいコースである。

(風雪に耐えてきた中岳)
登山口の無意根大橋の手前のいまどき珍しい公衆電話のある広々とした駐車スペースに車と止める。朝7時は我々だけだった。このコースの半分は林道歩きで、晴れ日が続いたおかげでラッセルはまったくない。スキーのトレース跡も見当たらないので、ここしばらくこのコースにきた登山者はいないようである。約1時間ほど歩いて一本目の送電線下にくる、ここまででまだ3分の1にも満たない。更に進みと林道の分岐があり、右側に進んでいくと斜面が崩れたためなのか林道の痕跡がなくなり、左側に尾根に取り付いて905Pまでくると真っ白な台形の無意根山が見える。

(905P付近にきてやっと見晴らしがよくなりました)
ここからだだっ広い尾根をひたすら高いところを目指して歩く。傾斜はほとんどないが、後ろの二人から追い立てられるように歩き疲れが徐々に溜まってくるころ、M村さんの疲れた休もうという声に助けられ1052Pの手前で休憩をとる。ここでピークまで約3分の2である。この付近から中岳の姿が見え始める。

(無意根山が見えます、左側には喜茂別岳があります)
1052Pを過ぎてちょっと急な斜面を登りきると森林限界を過ぎ真っ白い大平原となる。まったくの快晴で目指すピークを目で確認しながらの登りではあるが、急な天候悪化に備えルート旗を指しながら進む。そして最後の急斜面を登りきると目の前に中岳が現れる。この付近の雪面は強風によりシュカブラ状態になっているが、スキーアイゼンを必要とするほどの傾斜ではない。

(中岳までもうすぐ)
中岳に到着すると横殴りの強風が吹き荒れて、僅かな時間の滞在であったが、頬の神経が感じなくなるほど冷えてしまった。中岳のピークで記念撮影しすぐにシールを剥がして退散する。スキートレースはほとんど残っておらず、下山はついつい稜線上を辿ってしまい登ってきたルートと外れてしまったため、天気が良いのにルート旗1本を回収することができなかった。その辺りから登りには無かったたくさんのスノモーのトレースが残されていた。森林限界地点まで降りて食事の小休止をとった。

(中岳の岩に張り付く雪)
1052P付近が唯一の登り返し地点、ここを過ぎればあとは林道も含めてスキーに優しいなだらかな斜面が登山口まで続き、あっという間にいつもの山行よりも早い時間に下山した。来たときに誰もいなかった駐車スペースにスノーモービル用の車が何台も止まっていた。

(やっと戻ってきました、結構疲れました)
〔コースタイム〕
無意根大橋7:00 一本目送電線下7:50 905P8:40 1052P9:40 中岳10:55-11:20
Co1085(食事休憩)11:35-11:50 905P12:25 無意根大橋13:00

(総距離約20kmのロングコースです)
by たかたか
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