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恵庭岳 2013.11.14 RyoMa

11月14日(木)単独で『恵庭岳(ポロピナイコース)』に登ってきました。7:05入山届に記入し出発。平日でもありまだ朝早いこともあり先行者はいない。今回の山行の目的は2つ。まず一つは、これから始まる雪山シーズンに向けての体慣らしとアイゼン装着しての足慣らしである。先日(11月2日)『道迷いに端を発し、死亡事故が発生した。本来、沢を渡り切って直進するところを、標識テープを見落としてそのまま沢を登り、標高530m付近で急斜面から滑落したとみられる。』WEB苫小牧民報より引用
http://www.tomamin.co.jp/2013116852
道迷い場所を自分の目で確かめてみることがもう一つの目的である。事前に集めた情報は、上記に書いた「WEB苫小牧民報」の記事とカナリーヌさんのブログには「砂防ダムから左の谷に迷いこんだ・・・」と書き込んでありました。一番詳しくは『デジカメ持って野に山に』に載っていました。とくに11月8日のブログには道迷いルートを地形図上で示されていました。
http://tarumaezan.exblog.jp/d2013-11-08/
 歩き出して8分ほどで問題の沢に到着。そのまま沢に上らないように緑のロープが張られている。また標識テープもいくつも付けられている。張られたテープの先40m~50m前方の大きな岩に×マークが見える。


【青-道迷いルート:地形図上はガケマークとガケマークの間の沢に入りこんだらしい。=RyoMa作成】
20131102恵庭岳道迷い遭難


【問題の沢が見えてきた。】
IMGA0008_20131115105341a5e.jpg


【いまは、この写真のようにしっかりとロープが張られ、沢(岩がゴロゴロしている)に登れないようになっている。】
IMGA0009.jpg


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【ロープの先、大きな岩に×印が見える。】
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【望遠にて ×印 】
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『デジカメ持って野に山に』11月7日ブログには『滑落者は藻岩山や樽前山など初級の山しか経験がなく恵庭岳は初めてだったらしい』と記されている。地形図、GPSetc.でしっかりと自分の位置確認をすることの大切さを痛感した。
 気を引き締めなおして先へと登り始める。5分ほど歩いて「恵庭岳登山入口」の古びた看板を通過したころから倒木がひどい。

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 四合目を過ぎたあたりから登山道全体が雪で覆われてきた。いまのところプラブーツのままでまだ大丈夫だ。
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【もうすぐ七合目だ!】
IMGA0036_20131115121423aa8.jpg


七合目を過ぎたあたりでアイゼン装着。今シーズン初めてのアイゼン、やはり重い。しかし、雪道をしっかりと掴んでくれる。
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 9:15第2見晴台に到着。「入山される方は、自分の責任に於いてケガ等に十分注意して行動してください」の看板あり、自分の責任に於いて先に進むことに。
 9:30頂上直下(岩頭直下)に到着。当初の予定通り今日はここまでで行動停止とする。
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【オコタンペ湖】
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 9:35下山開始。アイゼンを岩などにひっかけないよう慎重に下る。
 
【七合目にて支笏湖を撮影】
IMGA0075.jpg

 七合目を過ぎ、下り専用道(ロープ)を降り切ったところでアイゼンを外す。(10:30)
 なんとこのあと(10:37ころ)先に紹介したブログ『デジカメ持って野に山に』の作者と出会ったのです。
IMGA0086_2013111512203877a.jpg

すれ違うとき挨拶し、事故の話などしていたところブログ『デジカメ持って野に山に』を書いている本人と分かりました。いや~感激でした。
 11:45 入山ポスト 着

 



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