幌尻岳(二岐沢コース)

平成25年9月22日(日)~23日(月) 二岐沢~七つ沼カール~幌尻岳

1ヶ月ほど前に新冠ダム方面から登ったばかりの幌尻岳に、今度はチロロ林道側から登ってきた。こちらは北戸蔦別岳、戸蔦別岳をつなぐ稜線上を歩くコースで、登り返しもあり大変タフなコースである。日帰りにチャレンジする人もいるが、通常は途中で1泊する。



1日目 晴れ ヌカビラ岳~北戸蔦別岳~戸蔦別岳~七つ沼カール

メンバのJ西さん、M井さんと私の3名で札幌を4時半に発って、チロロ林道の先にある北電ゲートに7時前に到着、すでに駐車スペースは15台で満車状態にあった。

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天気は快晴、北電ゲートを7時過ぎに出発し、林道を約1時間歩くと北電の取水ダム施設に到着する。北トッタベツ岳登山口の看板の先に登山道の入口があって、はじめは川原から少し離れた通常の登山道歩きから開始する。しばらく林の中を行くとやがて登山道は川原にでて、それ以降は沢を何度か渡渉しながら進んでいく。渡渉地点にはピンクのテープが付けられており、紛らわしいところはあるが注意していけばほぼ迷うことはない。沢は標高1000メートル付近の滝の手前まで続き、そこから尾根に取り付く。

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(雨で増水するとちょっとやっかいだろうが、当日は登山靴で問題なし)

ここからヌカビラ岳までの標高差800メートルの登りが最初の試練となるが、途中標高1300メートルほどにあるトッタの泉が疲れを癒してくれる。途中まで見上げていた対岸のピークがやがて目の下になってくることで標高をあげていることを実感しながら、真っ赤に色づいたナナカマドの中を辛抱強く登ると最初の目標となるヌカビラ岳に到着する。

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ヌカビラ岳から北戸蔦別岳に向かうなだらかな稜線歩きが一番穏やかでリラックスできる区間、道端に生っているガンコウランの実が甘酸っぱくておいしい。北戸蔦別岳に到着すると数名の登山者が休んでいて、聞くとテン場が空くのを待っているとのこと。狭い山頂のテン場は2ケ所、それもそれぞれ2人ほどの狭いスペースしかなく、我々が幕営するスペースはなかった。これで、我々は七つ沼に行くしかなくなった。



次の目標は戸蔦別岳、約200メートルの登り返しとなる。その中間点の幌尻山荘への分岐点付近で、Cカールから登ってきたというヘルメット姿の男女二人組、また、清掃登山の大勢の人たちとすれ違った。ふうふう言いながら戸蔦別岳に到着すると北側の尾根からヘルメット姿の4人パーティが登ってきた。いろいろな人たちでにぎやかな山だ。このパーティはこの山頂でテン泊したようだ。



あとは降りるのみ、コルを目指して下降するがハイマツがしつこい、帰りのことを考えると憂鬱になる。コルから七つ沼へは落石を注意しながら慎重に下降する。七つ沼では半分枯れた沼の端からたいへん冷たい伏流水が流れ出ていた。どんどん気温が下がってくるため大急ぎでテントを設営し、ボンカレーを食べて早々に就寝した。


(やっと七つ沼カールに到着しました)

2日目 晴れ 七つ沼カール~幌尻岳~戸蔦別岳~北戸蔦別岳~ヌカビラ岳

朝3時半に起床し、コルにテントをデポして身軽な状態で5時過ぎに行動開始、狭い稜線上を歩いているときに、ちょうど日の出を仰ぐことができた(合掌)。6時半には誰もいない幌尻岳に到着し1ヶ月ぶりの再会を祝った。遮るもののない山頂での多少いいかげんな山座同定で日高の最高峰をしっかりと心に刻んだ。


(戸蔦別岳の直線的な傾斜が美しい)



20分ほどの滞在で下山開始、途中で沢パーティ、七つ沼からの単独男性、北電ゲートでお先にと言葉を交わした男女2人、北戸蔦別でテン泊していた男女2人らと挨拶を交わす。先頭を歩いているというのは気持ちがよいものだ。デポしたザックを拾い戸蔦別岳を登り返して下山を開始する。ここからが2日目の試練の始まりだ。戸蔦別岳を越えて北戸蔦別岳を登り返すと、日帰りの登山者が出迎えてくれた。下山も半分を過ぎ、幌尻岳を振り返りながらよくも頑張って歩いてきたなと自分自身を褒めた。


(幌尻岳を目指して緩やかな稜線を歩く)


(1ヶ月ぶりの再会です)

ヌカビラ岳からの急坂では足へのダメージを最小限にするため手を使いながら、沢では石につまずかないよう注意しながら、そして林道をつま先が痛いのを我慢しながら歩き、14時頃に北電ゲートに到着したが、すでに自分を褒める元気も残っていなかった。天候に恵まれた2日間に感謝して、日高町の沙流川温泉で汗を流して帰宅の途についた。


(ヌカビラ岳に向かってなだらかな斜面を下る)

前回の山行でのバテを繰り返さないよう終始マイペースで歩いた。スピード感はなかったもののある程度歩けるという自身もついた、これでいよいよ来年のターゲットはコイカク~カムエクとなった。(たかたか)
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