紅・紅・黄・緑・白の大雪ぅ~~
今年の紅葉は当たり年らしい。で、紅葉を見に大雪へ
。
実は今までまともに大雪の紅葉を見たことがなかった。
このあたりの時期に行った気もするが、紅葉ど真ん中ではなかったからか、その年の紅葉がダメだったのか、とにかく写真でしか見たことがなかった真っ赤な山岳紅葉。
今回はやっと燃えるような紅葉に出会えた
。
初日、高原沼めぐり。
行ったことなかった高原沼めぐり。登山口となるヒグマ情報センターでレクチャーを受けて出発。平坦かと思ったら、少しずつ登りとなる。下の楓はまだ紅葉していなく、ところどころ黄色。
ヤンベ温泉分岐を過ぎ、巨大化した水芭蕉をた~くさん超えて沼へと進む。
滝見沼(滝は見当たらない・・・)

緑の沼全景 (クリックすると写真が大きくなります)

同じく緑の沼・ここは紅葉の名所らしい。確かに美しいし、水面に映る景色もビューティホー

大学沼からみる東方面

途中から見えてくる高根ヶ原

緑岳斜面の紅葉も紅い


シャトルバスはまだ運行されていないので、駐車場は大混雑。道路脇に駐車。
昨年の大雨で道が崩れて右回りで高原沼手前までしか行けない。
比較的楽な道歩きでこれだけの紅葉に出会えるのはさすが紅葉の名所、大混雑になるのも無理からぬことで、出かけるときはその辺をよ~く考えてから。
次の日は赤岳~黒岳
朝6時層雲峡発の定期運行バスに乗って銀泉台へ。
始発のユースホステル前バス停に20分前に行くと既に並んでいて16番目。
その後も人が来て、始発の段階で6割ほどの席は埋まってしまった。
層雲峡バスセンター前も長蛇の列で、その段階で59名。勿論立っている人もたくさんいる。
この時期は銀泉台はシャトルバスの運行になっているので、通常は直通のこの定期バスもいったんレイクサイドに寄る。
しかし、これ以上乗せられないとの判断で結局はこのまま銀泉台へ。
レイクサイドの駐車所は既に7割ちかく埋まっているような感じ。
銀泉台着いて入山届けに記帳。係の方が「今年の紅葉はいいよ~最高だよ!!」と嬉しそうに案内している。
今日第2便となるこのバス、1便目のバスも、満員だろうから・・・これでもう120人ほどの入山。
30分おきのレイクサイドからのバスでこの先いったい何人銀泉台から入山するのか・・・
?
あ~、とっとと行かなくちゃ。
ところが、第一花園が見えるあたりにくると、紅葉が紅くて・・・足が前に進まない。 (クリックすると写真が大きくなります)

一部拡大すると

少し進んで第一花園からの景色 (クリックすると写真が大きくなります)

一部拡大

みんな足を止めて写真をとったり、見とれたり、なかなか足が進んでいかない。
第一雪渓を超えて

奥の平へ。


コマクサ平を超え、第三雪渓へ。このあたりが一番良かったように思う。
回り込んだ先から見える景色。

燃える色の中、ルート中一番の登りを

ナナカマドの微妙に色が異なる紅とオレンジ色が・・・なかなかスマホでうまく取れない

赤岳のP到着。縦走のルートは残念ながら紅葉を終わっているようだ
。
白雲分岐へ向かう途中、雲海の上に顔を出した忠別岳とトムラ

北海岳へと向かう縦走ルートは既に紅葉は終わっていたが、少し高度が下がったあたりの斜面は綺麗に紅葉していた。
自然って正直だな~
さすがにお花はないので、ちょっと火山帯のような道をザクザク進む。
ここに入るとさすがに人が少ない、静かな歩きが楽しい
。
このルートを歩くととても目を引く烏帽子岳。
キナバルの看板ピークのサウスピークに似ている、かっこいい
。

北海岳に到着。
お鉢の紅葉はちょっと終わりかけで、黒っぽい。 (クリックすると写真が大きくなります)

北海沢付近の紅葉はまだ綺麗に色づいていた。
黒岳方面

北海沢付近拡大。

北海岳を下る途中から見上げた斜面

黒岳石室付近の紅葉は少し遅いように感じた。
山頂へ登ると人がゴッサリ。
とっとと下ろうと思ったら、一列に並んで進まない、進まない
無理に追い越しても危ないだろうな~(私ではなく、追い越された方がバランス崩しそうで・・)と、かといって譲ってくれるわけでもなく、自分のことで手いっぱいという感じ。
覚悟を決めて流れのまま~~ゆるゆる下る。
そんな中、黒岳からの下り、マネキ岩付近の紅葉はすぐ間近で圧巻の色だった。

二日間、これぞ山の紅葉という風景を満喫しました

。
今年の紅葉は例年より早いようで、ちょうどピークか、2000メートル付近は既に終わりかけている状況でした。
係の人が今年は最高と言っていたのはそうだったのでしょうね。
スマホできれいに撮れても、ソフトが違う会社でパソコンに取り込むと色が綺麗に出ないのが残念。
やはり、現地で見るのが一番です。
昨年はお花の時期に、今年は同じルートを紅葉の時期に歩きましたが、同じルートでも印象は全く違いました。
どちらも捨てがたく、結構気楽に日帰りできる良いルートです
。
来年は・・・時期が合えば、銀泉台から高原温泉に抜けてみようかしらん?
シャトルバスがあるからこそできる北海道の屋根大雪のるんるん縦走、あなたもいかがでしょう?
ただ、紅葉の時期、人人人は覚悟してください。ふぅ~~・・・
J子

実は今までまともに大雪の紅葉を見たことがなかった。
このあたりの時期に行った気もするが、紅葉ど真ん中ではなかったからか、その年の紅葉がダメだったのか、とにかく写真でしか見たことがなかった真っ赤な山岳紅葉。
今回はやっと燃えるような紅葉に出会えた

初日、高原沼めぐり。
行ったことなかった高原沼めぐり。登山口となるヒグマ情報センターでレクチャーを受けて出発。平坦かと思ったら、少しずつ登りとなる。下の楓はまだ紅葉していなく、ところどころ黄色。
ヤンベ温泉分岐を過ぎ、巨大化した水芭蕉をた~くさん超えて沼へと進む。
滝見沼(滝は見当たらない・・・)

緑の沼全景 (クリックすると写真が大きくなります)

同じく緑の沼・ここは紅葉の名所らしい。確かに美しいし、水面に映る景色もビューティホー


大学沼からみる東方面

途中から見えてくる高根ヶ原

緑岳斜面の紅葉も紅い



シャトルバスはまだ運行されていないので、駐車場は大混雑。道路脇に駐車。
昨年の大雨で道が崩れて右回りで高原沼手前までしか行けない。
比較的楽な道歩きでこれだけの紅葉に出会えるのはさすが紅葉の名所、大混雑になるのも無理からぬことで、出かけるときはその辺をよ~く考えてから。
次の日は赤岳~黒岳
朝6時層雲峡発の定期運行バスに乗って銀泉台へ。
始発のユースホステル前バス停に20分前に行くと既に並んでいて16番目。
その後も人が来て、始発の段階で6割ほどの席は埋まってしまった。
層雲峡バスセンター前も長蛇の列で、その段階で59名。勿論立っている人もたくさんいる。
この時期は銀泉台はシャトルバスの運行になっているので、通常は直通のこの定期バスもいったんレイクサイドに寄る。
しかし、これ以上乗せられないとの判断で結局はこのまま銀泉台へ。
レイクサイドの駐車所は既に7割ちかく埋まっているような感じ。
銀泉台着いて入山届けに記帳。係の方が「今年の紅葉はいいよ~最高だよ!!」と嬉しそうに案内している。
今日第2便となるこのバス、1便目のバスも、満員だろうから・・・これでもう120人ほどの入山。
30分おきのレイクサイドからのバスでこの先いったい何人銀泉台から入山するのか・・・

あ~、とっとと行かなくちゃ。
ところが、第一花園が見えるあたりにくると、紅葉が紅くて・・・足が前に進まない。 (クリックすると写真が大きくなります)

一部拡大すると

少し進んで第一花園からの景色 (クリックすると写真が大きくなります)

一部拡大

みんな足を止めて写真をとったり、見とれたり、なかなか足が進んでいかない。
第一雪渓を超えて

奥の平へ。


コマクサ平を超え、第三雪渓へ。このあたりが一番良かったように思う。
回り込んだ先から見える景色。

燃える色の中、ルート中一番の登りを

ナナカマドの微妙に色が異なる紅とオレンジ色が・・・なかなかスマホでうまく取れない

赤岳のP到着。縦走のルートは残念ながら紅葉を終わっているようだ

白雲分岐へ向かう途中、雲海の上に顔を出した忠別岳とトムラ

北海岳へと向かう縦走ルートは既に紅葉は終わっていたが、少し高度が下がったあたりの斜面は綺麗に紅葉していた。
自然って正直だな~
さすがにお花はないので、ちょっと火山帯のような道をザクザク進む。
ここに入るとさすがに人が少ない、静かな歩きが楽しい

このルートを歩くととても目を引く烏帽子岳。
キナバルの看板ピークのサウスピークに似ている、かっこいい



北海岳に到着。
お鉢の紅葉はちょっと終わりかけで、黒っぽい。 (クリックすると写真が大きくなります)

北海沢付近の紅葉はまだ綺麗に色づいていた。
黒岳方面

北海沢付近拡大。

北海岳を下る途中から見上げた斜面

黒岳石室付近の紅葉は少し遅いように感じた。
山頂へ登ると人がゴッサリ。
とっとと下ろうと思ったら、一列に並んで進まない、進まない

無理に追い越しても危ないだろうな~(私ではなく、追い越された方がバランス崩しそうで・・)と、かといって譲ってくれるわけでもなく、自分のことで手いっぱいという感じ。
覚悟を決めて流れのまま~~ゆるゆる下る。
そんな中、黒岳からの下り、マネキ岩付近の紅葉はすぐ間近で圧巻の色だった。

二日間、これぞ山の紅葉という風景を満喫しました



今年の紅葉は例年より早いようで、ちょうどピークか、2000メートル付近は既に終わりかけている状況でした。
係の人が今年は最高と言っていたのはそうだったのでしょうね。
スマホできれいに撮れても、ソフトが違う会社でパソコンに取り込むと色が綺麗に出ないのが残念。
やはり、現地で見るのが一番です。
昨年はお花の時期に、今年は同じルートを紅葉の時期に歩きましたが、同じルートでも印象は全く違いました。
どちらも捨てがたく、結構気楽に日帰りできる良いルートです

来年は・・・時期が合えば、銀泉台から高原温泉に抜けてみようかしらん?
シャトルバスがあるからこそできる北海道の屋根大雪のるんるん縦走、あなたもいかがでしょう?
ただ、紅葉の時期、人人人は覚悟してください。ふぅ~~・・・


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札幌市民の水がめ 豊平川の源流を求めて
平成29年9月16日(土) 豊平川本流
先々週の北漁山でこの付近の林道が整備されていることが分かり、それならばということで豊平川林道の奥まで車で入り、豊平川本流に行ってきた。札幌近郊の林道ゲートには通常鍵が掛けられているが、ここはなぜか鍵が開放されていることが多い。戻れなくなるかもしれないというリスクを覚悟してゲートを通過する。
入渓地点となる橋までの約20キロ強を車で走る。通常では考えられない駅逓の沢方面への道迷いもあったが、林道は案外と整備されていて草が被っているところもなく、車の通行にはほとんど支障はないが、転がっている石を避けながらの通過となるためスピードは出せず、約20キロに1時間以上かかった。

(準備する同行のHさん、N野さん、J西さん)
豊平川を渡る橋のたもとに駐車し、左側に並行している作業道を進んだ先の枝沢から入渓となったが、橋から300m付近から右側につながっている踏み跡をたどった方が楽である。

(ここのトレードマークというべき、ダムのような滝)
入渓してちょっと進むとダムのような滝が現れる。水が切れている個所を選んで上がると沢の様相は一変し広々としたナメが現れ、それが延々と約2キロほど続く。クワンナイのようだと皆は言うが、残念ながら自分はまだクワンナイに行ったことがないので、較べることはできないが、他と比べる必要のないすばらしいさ景観である。しかし、傾斜がほとんどないためいくら歩いても標高をまったく稼ぐことができないのが玉に瑕である。

(ナメがずっとつづく)

(Co860二股、ここまで2時間)
そして約2時間をかけてやっと標高860の二股に到着、ここから左股を進んでいくと本日唯一の10m弱の滝が現れる。直登できそうではあったが、安全のためすぐ左側の笹薮から高巻いた。そして高度を稼いでいくとやがて水が枯れてくる。

(豊平川の源流、最初の1滴)
沢形はまだ続いていたが1060付近に藪に入っていく踏み跡があったため、我々もそれに倣って藪に突入、約25分の藪漕ぎで1128のピークに到着した。ピークはかなりの細尾根となっていて、周囲は笹薮ではあるものの、うっかりと足を滑らせるとかなり下まで滑落しそうで、神経を遣いながら10分ほどの休憩をとった。ここから見えるオコタンペ湖のエメラルドグリーンと手前の沼の色が対照的だった。

(オコタンペ・グリーン)

(ピークで記念撮影)
下山は、一本西側の沢を目指して下降、最初のところはかなりの傾斜であったが笹につかまりながら恐る恐る下る。途中からは笹が足に絡まりそれを外しながら約100mほどを20分かけて沢形まで下降し人心地つく。そして、そこから20分ほどで860の二股に到着した。

(755の枝沢の様子を探検)
ここからの下りが長い長い。いくら歩いても景色が変わらず、ダラダラ歩きの末やっとナメ地帯が現れ少し元気も回復してくる。途中の755二股の左股の沢が面白い景観だったので、ちょっと様子を見てきた。その先には美笛という名前の三角点がある。

(まだ、はしゃぐ余裕あり)

(GPSログ 登り4時間、下り3時間)
(J西さん撮影の動画に自分で演奏した音を重ねてみました)
先々週の北漁山でこの付近の林道が整備されていることが分かり、それならばということで豊平川林道の奥まで車で入り、豊平川本流に行ってきた。札幌近郊の林道ゲートには通常鍵が掛けられているが、ここはなぜか鍵が開放されていることが多い。戻れなくなるかもしれないというリスクを覚悟してゲートを通過する。
入渓地点となる橋までの約20キロ強を車で走る。通常では考えられない駅逓の沢方面への道迷いもあったが、林道は案外と整備されていて草が被っているところもなく、車の通行にはほとんど支障はないが、転がっている石を避けながらの通過となるためスピードは出せず、約20キロに1時間以上かかった。

(準備する同行のHさん、N野さん、J西さん)
豊平川を渡る橋のたもとに駐車し、左側に並行している作業道を進んだ先の枝沢から入渓となったが、橋から300m付近から右側につながっている踏み跡をたどった方が楽である。

(ここのトレードマークというべき、ダムのような滝)
入渓してちょっと進むとダムのような滝が現れる。水が切れている個所を選んで上がると沢の様相は一変し広々としたナメが現れ、それが延々と約2キロほど続く。クワンナイのようだと皆は言うが、残念ながら自分はまだクワンナイに行ったことがないので、較べることはできないが、他と比べる必要のないすばらしいさ景観である。しかし、傾斜がほとんどないためいくら歩いても標高をまったく稼ぐことができないのが玉に瑕である。

(ナメがずっとつづく)

(Co860二股、ここまで2時間)
そして約2時間をかけてやっと標高860の二股に到着、ここから左股を進んでいくと本日唯一の10m弱の滝が現れる。直登できそうではあったが、安全のためすぐ左側の笹薮から高巻いた。そして高度を稼いでいくとやがて水が枯れてくる。

(豊平川の源流、最初の1滴)
沢形はまだ続いていたが1060付近に藪に入っていく踏み跡があったため、我々もそれに倣って藪に突入、約25分の藪漕ぎで1128のピークに到着した。ピークはかなりの細尾根となっていて、周囲は笹薮ではあるものの、うっかりと足を滑らせるとかなり下まで滑落しそうで、神経を遣いながら10分ほどの休憩をとった。ここから見えるオコタンペ湖のエメラルドグリーンと手前の沼の色が対照的だった。

(オコタンペ・グリーン)

(ピークで記念撮影)
下山は、一本西側の沢を目指して下降、最初のところはかなりの傾斜であったが笹につかまりながら恐る恐る下る。途中からは笹が足に絡まりそれを外しながら約100mほどを20分かけて沢形まで下降し人心地つく。そして、そこから20分ほどで860の二股に到着した。

(755の枝沢の様子を探検)
ここからの下りが長い長い。いくら歩いても景色が変わらず、ダラダラ歩きの末やっとナメ地帯が現れ少し元気も回復してくる。途中の755二股の左股の沢が面白い景観だったので、ちょっと様子を見てきた。その先には美笛という名前の三角点がある。

(まだ、はしゃぐ余裕あり)

(GPSログ 登り4時間、下り3時間)
(J西さん撮影の動画に自分で演奏した音を重ねてみました)