今年は登った雄阿寒岳
昨年、強風と悪天で7合目で撤退した雄阿寒岳、3連休のころころ変わる天気予報とにらめっこして決断。
今年やっとPまで行って来ました。

まりも街道から雌阿寒岳と阿寒富士が見える。そうか~昨年は逆方向からアプローチしたからこんな風に見えるとは知らんかった。
実は十勝清水ICの手前高速道路からも左前方にも雌阿寒岳が見えていた。
頂が白くなっていて最初あれは大雪か?・・・んにゃ、ちょっと方向が違うし火山っぽいあの山容は・・・ひょっとして雌阿寒と阿寒富士なんじゃろか?と想いながら運転していたのだが、雌阿寒岳に近づくにつれ,あの高速から見えていたのはやっぱり阿寒の山々だったのだと納得。白く見えたのは火山のせいもあるが、初冠雪したからでもあったようだ。
夕暮れた湖畔から見る雄阿寒岳。
昨年はガスガスで何も見えなかった。ようやくこんな形だったのかと納得。
湖畔の露天風呂からも夕日に紅く照らされながら暮れていく雄阿寒岳を見ながら、明日はあの上に立てるかしらん?
白色灯色の灯りがまばゆいちょっとノスタルジックな温泉街のお土産店。
売られているのはやっぱりアイヌの民芸品が多い。


そうして、やってきました昨年の悔いを取り戻す登山本番。
あっ、ピッカピッカの晴天、登山口一番乗り~~

ここからも山がよく見えたんだ。昨年の強風で白波が立った湖面となんという違い。昨年は湖面沿いの道を歩いていると打ち寄せる波が君は本当に湖なの?本当は海なんじゃない!!怖すぎ!!~と言いたいくらいの波だった。
太郎湖沿い真っ赤な紅葉はやはり昨年よりは少し劣ってるかな?

おっあれはなんじゃ!!鯉?フナ?超特大サイズ。80センチはありそう。太って丸々してるし。

登山道の中程もそこそこ紅葉している。

長いトラバーを登っていって1合目の途中にあと5000Mの標識がある。これはちょっと気持ちがくじける。ない方がいいな。
2合目を過ぎると木々の間に時々阿寒湖が見えてきて、これは昨年は全く見えなかったのでサプライズ。俄然気持ちが上向いてくる。
登るにつれて見え隠れする湖畔の景色はだんだんと下に、雌阿寒岳はだんだんと目の高さに近づいてきて、時々急になる5合目までの道が今年はまったく苦にならない。
この登山道でここまで来れば後はもう楽勝と言われる5合目に到着すると、景色がいったん開けて青い水面にミニチュア模型のような温泉街と阿寒の山・・・

ここから登山道は一気に変化してハイマツ帯の中を緩やかに登り、昨年撤退した7合目へ。今日は信じられないくらい穏やかな晴天。山頂付近はちょっと複雑な地形で1355mの小ピークを左に見ながら回り込むように奥の山頂へと進んでいく。湖畔から見てすっかりPだと思い込んでいたツンととがった頂はこの左側の1355mピークだったのだと気づく。
あっけなく8合目をすぎ、目の前にようやく雄阿寒岳のPが迫る。

5合目を過ぎるとあっという間にPってかんじ。ガイドブックに書いているように、合目の付け方が何を基準にしてるのか全くわからない山だ。
山頂からの景色はここからしか見ることができないパンケトーとペンケトー

少し遠景がガスっていてはっきりくっきりしないが長く裾を引く斜里岳に知床連山、屈斜路湖・・(摩周湖はちょっとわからなかった)
札幌近郊にも湖の美しい山はあるけれど、これほどたくさんの湖を従えての景色は他にないだろう。
20分ほど山頂で景色を独り占めしてウットリした後、さあ下山しようか~
本当はもっと居たいけれど、早く下山しなくっちゃ・・・
何故って~~昨年もそうだったけれど、下山して温泉付き某ホテルランチビュッフェに行かなくっちゃ!!間に合わなくっちゃ!!
ここで秋を愛でる山モードから普段の食い道楽モードに一気にギアチェンジ!!
最近は膝が痛いの足が痛いのとモタモタ下山していたのに、このときばかりはステッキを出して、今日の核心はこれだ!!
行け~ブ~子。
「ビュッフェ♪ ビュッフェ♪♪」 ブ~子に餌をちらつかせるとそこそこの辛いことはもやは辛いというジャンルには入らない。
途中で、「この調子で下山したら明日足大丈夫か?」という冷静な左脳のつぶやきにも、爆走する右脳はもはや止まらない。
「ビュッフェ♪ ビュッフェ♪♪」 見えているのはビュッフェパラダイスだけ・・・・
登りはじめより更に日がさんさんと差し込み遊覧船も周遊する中、昨年の7合目からの下山よりも早く登山口到着
無事ランチにありつきました。
湖面沿いのガラス張りの席からさっきまでいた山を眺めながらのランチは、とっても贅沢な気分

そうそう、なんかここから見ると信じられないけれど、さっきまであそこにいたんだわね~~モグモグ
結構高さもあるよね~~モグモグ
あっ、このバナナミックスジュース、はなまるつけたいくらい美味しい!!ゴクゴク
このほかに更に一回りして一皿追加。
今年の道東食の山行もこれにて打ち止めでしょうかね・・・
昨年登ったとき結構大変に思えたのが、今年はそう感じることもなく登れたのはひとえに天気に恵まれたからでしょう。
今年はちょっとダメでしたがそれでも道東の紅葉は寒暖の差が激しいからなのか、どこもかしこも綺麗です。
雄阿寒岳も森と湖の阿寒国立公園の名にふさわしくひと味違った美しさを堪能できる山でした。
BY J子
今年やっとPまで行って来ました。

まりも街道から雌阿寒岳と阿寒富士が見える。そうか~昨年は逆方向からアプローチしたからこんな風に見えるとは知らんかった。

実は十勝清水ICの手前高速道路からも左前方にも雌阿寒岳が見えていた。
頂が白くなっていて最初あれは大雪か?・・・んにゃ、ちょっと方向が違うし火山っぽいあの山容は・・・ひょっとして雌阿寒と阿寒富士なんじゃろか?と想いながら運転していたのだが、雌阿寒岳に近づくにつれ,あの高速から見えていたのはやっぱり阿寒の山々だったのだと納得。白く見えたのは火山のせいもあるが、初冠雪したからでもあったようだ。
夕暮れた湖畔から見る雄阿寒岳。

昨年はガスガスで何も見えなかった。ようやくこんな形だったのかと納得。
湖畔の露天風呂からも夕日に紅く照らされながら暮れていく雄阿寒岳を見ながら、明日はあの上に立てるかしらん?
白色灯色の灯りがまばゆいちょっとノスタルジックな温泉街のお土産店。
売られているのはやっぱりアイヌの民芸品が多い。


そうして、やってきました昨年の悔いを取り戻す登山本番。
あっ、ピッカピッカの晴天、登山口一番乗り~~

ここからも山がよく見えたんだ。昨年の強風で白波が立った湖面となんという違い。昨年は湖面沿いの道を歩いていると打ち寄せる波が君は本当に湖なの?本当は海なんじゃない!!怖すぎ!!~と言いたいくらいの波だった。
太郎湖沿い真っ赤な紅葉はやはり昨年よりは少し劣ってるかな?

おっあれはなんじゃ!!鯉?フナ?超特大サイズ。80センチはありそう。太って丸々してるし。

登山道の中程もそこそこ紅葉している。

長いトラバーを登っていって1合目の途中にあと5000Mの標識がある。これはちょっと気持ちがくじける。ない方がいいな。
2合目を過ぎると木々の間に時々阿寒湖が見えてきて、これは昨年は全く見えなかったのでサプライズ。俄然気持ちが上向いてくる。
登るにつれて見え隠れする湖畔の景色はだんだんと下に、雌阿寒岳はだんだんと目の高さに近づいてきて、時々急になる5合目までの道が今年はまったく苦にならない。

この登山道でここまで来れば後はもう楽勝と言われる5合目に到着すると、景色がいったん開けて青い水面にミニチュア模型のような温泉街と阿寒の山・・・

ここから登山道は一気に変化してハイマツ帯の中を緩やかに登り、昨年撤退した7合目へ。今日は信じられないくらい穏やかな晴天。山頂付近はちょっと複雑な地形で1355mの小ピークを左に見ながら回り込むように奥の山頂へと進んでいく。湖畔から見てすっかりPだと思い込んでいたツンととがった頂はこの左側の1355mピークだったのだと気づく。
あっけなく8合目をすぎ、目の前にようやく雄阿寒岳のPが迫る。

5合目を過ぎるとあっという間にPってかんじ。ガイドブックに書いているように、合目の付け方が何を基準にしてるのか全くわからない山だ。
山頂からの景色はここからしか見ることができないパンケトーとペンケトー

少し遠景がガスっていてはっきりくっきりしないが長く裾を引く斜里岳に知床連山、屈斜路湖・・(摩周湖はちょっとわからなかった)
札幌近郊にも湖の美しい山はあるけれど、これほどたくさんの湖を従えての景色は他にないだろう。
20分ほど山頂で景色を独り占めしてウットリした後、さあ下山しようか~
本当はもっと居たいけれど、早く下山しなくっちゃ・・・
何故って~~昨年もそうだったけれど、下山して温泉付き某ホテルランチビュッフェに行かなくっちゃ!!間に合わなくっちゃ!!
ここで秋を愛でる山モードから普段の食い道楽モードに一気にギアチェンジ!!
最近は膝が痛いの足が痛いのとモタモタ下山していたのに、このときばかりはステッキを出して、今日の核心はこれだ!!
行け~ブ~子。
「ビュッフェ♪ ビュッフェ♪♪」 ブ~子に餌をちらつかせるとそこそこの辛いことはもやは辛いというジャンルには入らない。
途中で、「この調子で下山したら明日足大丈夫か?」という冷静な左脳のつぶやきにも、爆走する右脳はもはや止まらない。
「ビュッフェ♪ ビュッフェ♪♪」 見えているのはビュッフェパラダイスだけ・・・・
登りはじめより更に日がさんさんと差し込み遊覧船も周遊する中、昨年の7合目からの下山よりも早く登山口到着

無事ランチにありつきました。
湖面沿いのガラス張りの席からさっきまでいた山を眺めながらのランチは、とっても贅沢な気分

そうそう、なんかここから見ると信じられないけれど、さっきまであそこにいたんだわね~~モグモグ
結構高さもあるよね~~モグモグ
あっ、このバナナミックスジュース、はなまるつけたいくらい美味しい!!ゴクゴク
このほかに更に一回りして一皿追加。

今年の道東食の山行もこれにて打ち止めでしょうかね・・・
昨年登ったとき結構大変に思えたのが、今年はそう感じることもなく登れたのはひとえに天気に恵まれたからでしょう。
今年はちょっとダメでしたがそれでも道東の紅葉は寒暖の差が激しいからなのか、どこもかしこも綺麗です。
雄阿寒岳も森と湖の阿寒国立公園の名にふさわしくひと味違った美しさを堪能できる山でした。
BY J子
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