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札幌岳~空沼岳を縦走

平成26年6月28日(土) 曇りのち小雨 札幌岳~空沼岳

当初万計山荘に泊まっての予定だったが、事情により日帰りとなった。
複数人いれば到着地に車をデポするのだが、今回はひとりなので家族に出発地点の札幌岳登山口まで送ってもらい、帰りはバス利用の予定。

青空も見える上々のお天気のもと札幌岳登山口を出発した。ちょうど同じ頃に出発したのは2人パーティ2組と単独男性と私。ザックには万計山荘に泊まることもできるようにシュラフやマットとビールなどでいつもよりも重たく、先も長いのでマイペースを保って歩き1時間ほどで冷水小屋に到着し、水場で頭を冷やす。冷水小屋からは急登が続く、こんなところでバテていてはカムエクはどうすると思いながらマイペースを保って歩いた。

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(こんな木彫りが置いてあった)

札幌岳山頂には2人組、単独男性と私の4人。周りはガスがかかり風も強くなってきて、縦走へのテンションは上がらない。やめたくなったら豊滝に下りることもできると考え縦走路に下降した。ちょっと下がると風も収まってきたので、豊滝コースへの分岐点で再び気合を入れ空沼岳に向かった。登山道はしっかりとしていて、笹被りも少なく一級国道とは言い難いが道道レベルくらいの歩きやすさだ。

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(空沼岳縦走路に降りる)

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(ヒョウタン沼到着)

縦走路はそんなに厳しいアップダウンもなく、また危険なところもない。2年前の笹狩りのおかげで藪漕ぎするところもなかったが、3時間近く誰もいないところを歩くという心細さはあるので、クマ鈴をつけホイッスルを鳴らしながら歩いた。札幌岳から1時間半ほどでヒョウタン沼に到着、この頃から雨が降り始めた。空沼岳に近づくにつれ斜面を笹につかまりながらトラバースするところが多くなり、この付近がこのコースで一番歩きにくいところである。

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(笹狩り効果がはっきりと現れているところ、天気がよければ気持ちいいのだが)

万計山荘からの登山道との合流地点に近づくと人の話声が聞こえて、やっと縦走も終わったなと思った。そして空沼岳山頂に行くと多くの登山者に混じって見覚えのある人がいた。それは山菜袋を抱えたM村さんだった。もっと驚いたのは、一緒に登ってきたと紹介された若い男性だ。登山口までの歩いていたところを車に乗せてあげたことがきっかけで、一緒に登ってきたとのこと。

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(万計沼に別れを告げる)

帰りはその3人で下山した。いろいろ話を聞いていると、東京にいたときに登山に目覚め2年前に北海道にUターン、現在登山用品店の店長をしているという。ボッカも経験していて体力的には申し分なく、何よりも山登りが大好きだというが、北海道の登山事情に疎いところが見受けられたので、まずは万計山荘友の会とHYMLへの入会を勧めた。万計山荘に到着すると当日小屋番のK沢さんがいたので、その場で入会手続きした。

万計山荘でちょっと休憩し、下山後にM村さんに真駒内駅まで送ってもらった。

札幌岳登山口 7:05 冷水小屋 8:05 札幌岳 9:15
札幌岳 9:40 ヒョウタン沼 11:20 空沼岳 12:40
空沼岳 12:45 万計山荘 14:10
万計山荘 15:00 登山口 16:10

By たかたか
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美唄山(美唄川コース) 山開きに参加

平成26年6月8日(日) 曇りのち小雨 美唄山(美唄川コース)

1ケ月前の中岳温泉の帰り道、美唄山にはアイヌネギやタケノコがうじゃうじゃということを話題にしたことから始まって美唄山山行が実現した。メンバは、H生さん、K川さん、S藤さん、O高さんと私の5名。

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(車から降りてここから歩く)

美唄山美唄川コースへの林道は普段通行禁止となっていて、このコースからの登山は制限されている。しかし、美唄山岳会主催の登山研修会が月1回開催され、それに便乗して登ることができる。その初回は山開きの行事と重なっていて、当日は約110名の参加者が美唄ダムに集った。

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(てくてく歩く)

平成11年に開設された美唄川コースは地形図に記されていない。行程の半分近くは林道・作業道を歩き、登山道に入るとすぐに標高差200mの急登が待っている。登りきると日本庭園というところにでて、30mほど下った後に150mほどの急登のすえ稜線にでるという結構しんどいコースである。

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(見えるのは近くだけ)

車で行ける終点の道路工事現場から歩きはじめ、長い列も少しずつ広がり、平均よりは少し早めに歩いていた我々は、比較的に先頭集団で山頂に到着した。残念ながら山頂は視界不良だったが、山頂で出迎えてくれた美唄山岳会宮西会長の解説で雲の先にあるであろう様々な山並みを頭の中で同定した。

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(とても元気な美唄山岳会宮西会長(78歳)を交えて記念撮影)

帰りはいよいよ山菜採り。往きで目をつけていたアイヌネギやタケノコを収穫しながら下山。山菜採りに夢中のK川さんとO高さんが100人を超える参加者のビリケツで到着、関係者をやきもきさせた。

当日の収穫は、アイヌネギ、タケノコ、みつ葉、ウド、フキなど盛りだくさん。大満足で帰宅の途についた。

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by たかたか

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