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藤野富士(旧真駒内スキー場、真簾林道周回)

平成26年2月23日(日)青空 旧真駒内スキー場~藤野富士~真簾林道 周回

藤野富士は藤野霊園(聖山園)から登るのが普通であるがそれでは面白みがないので、今回はその裏側の旧真駒内スキー場からアプローチし、下りは真簾林道に合流するという周回ルートで藤野富士に登ってきた。通常の登山は尾根や沢を辿っていくものだが、真駒内スキー場から藤野富士に行くには2つの沢を横断するという変則のコースとなっていて、見通しが利かないと道に迷い易いコースである。

旧真駒内スキー場の道路脇に車を駐車し、8時30分にH生さん、A下さんと私の3人で旧スキー場のピークに向けて出発する。スキー場跡の雪面には昨日のものと思われるトレースが何本も残されていて、そのひとつをスノーシューで踏みしめながら登っていくと、途中からスキー単独者が追いついてきた。この山には毎週のようにくるマニアの人がいて、そのひとりにオレのトレースを使うなと苦情を言ってくる人がいると、もうひとり遠くに見える人を指差しながら注意を受ける。

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旧スキー場の裏を下るH生さん、遠くに見えるのは藤野富士

降りそそぐ太陽の暑さで汗びっしょりとなったので旧スキー場ピークでアウターを脱ぐ。当ピークからは裏側の樹林帯を下り途中から木が生えていない広大な斜面に出る。一昨日からの雪をクッションとして誰も入っていない雪田を最高の気分で降りる。1つ目の沢を横断してからコンパスを藤野富士の尾根取り付き地点に合わせる。

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中間の尾根から藤野富士を見て左側の尾根を目指す

再び沢状のところを下りスノーブリッジ風のところを渡って樹林帯の中に入っていく。ここまで来ると頼りはコンパス、斜面をトラバース気味に登っていくと途中から緑色のテープが現れ、それ以降テープは藤野富士を目指して続いていた。やがて藤野富士の東側に回りこんでいる林道跡に合流した。これ以降は聖山園からの標準ルート、昨日から誰もきていない新雪の上を元気のよいH生さんと交代でラッセルする。

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二つ目の沢に下る

尾根取り付きからさらに傾斜が増しジグを切りながら登っていくとだんだんと見晴らしが良くなってきて、我々が辿ってきた旧スキー場からのルートが見渡せた。あとは辛抱強く登って藤野富士のピークに到着、お疲れさんと互いに握手する。

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藤野富士への尾根の途中で旧スキー場を眺める

ピークではツェルトに入って昼食タイムをとった。お湯を沸かしカップ麺を食べているとのんびり気分になってくる。話に花を咲かせていると外で物音が聞こえたので顔を出してみると単独の男性が登ってきた。それを機にツェルトを畳んで下山準備する。気づかないうちにピークで1時間も過ごしていた。

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山頂に着きました、立派な看板の前で記念撮影

12時30分下山開始、登ってきた跡を下って途中から尾根をまっすぐ進んでいくと、目の前にP532があるのでそれを右側に巻いて裏側にでる。真簾林道方面への下りはいくつかの沢が入り組んでいてちょっと分かりにくい地形となっていたが、コンパスを頼りに進み真簾林道に合流した。どう行っても林道に合流すると思っても内心ひやひやである。15~20センチほどのラッセルの林道をひたすら歩いて空沼二股付近に下山、最後は30分ほど車道を歩いて出発地点に戻った。

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真簾林道の入口に到着、でもまだ出発点までの歩きが残っている

登山というよりも雪山ハイクという感じの山行でしたが、メンバのみなさん楽しんでいただけましたか?

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出だしの部分にはGPSの誤差がある、最後の地点が出発点

〔コースタイム〕
旧スキー場出発 8:35
旧スキー場ピーク 9:20
P412付近 10:00
藤野富士取付 11:00
藤野富士(P651) 11:30
(昼食タイム)
藤野富士出発 12:30
P532とのコル 12:55
真簾林道合流 13:25
真簾林入口 14:20
旧スキー場 14:55
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