大雪ひとり歩き

平成24年7月29日(日)、30日(月) 29日:曇り時々晴れ 30日:晴れ
29日:層雲峡~黒岳~北海岳~白雲岳~赤岳~銀泉台
30日:大雪高原温泉~緑岳~高根が原分岐往復

今年のお花の見納めとして、大好きな大雪を自由気ままに歩きたいと思い立ち、先週の会山行(愛山渓~黒岳石室往復)に引き続き、大雪に行くことにした。

28日昼に札幌を出発し層雲峡に前泊する。
29日6:00、始発のロープウェイに乗る。本日は黒岳から赤岳を経由し銀泉台に下り、バスで層雲峡に戻る計画である。
身軽な日帰り装備の上、曇り空で涼しく、スイスイ進む。7:30無人の黒岳Pに到着した。赤石川周辺ではチングルマ、エゾノツガザクラ、エゾコザクラ、アオノツガザクラなどが群落し、遠目でも斜面が白やピンクに染まっているのがわかる。イワブクロの白花も見つけた。
イワブクロの白花

9:30北海岳着。ガスっていて何も見えない。早々に白雲分岐へ向かう。再びエゾノツガザクラ、チングルマ等々の群落が現れる。何度見ても飽きない光景である。
白雲分岐手前のお花畑

予定より1時間早く白雲分岐に到着する。計画にはなかったが、せっかくなので白雲岳を空身でピストンする。しかしここでもガスって何も見えなかった。

途中、ウラシマツツジが紅葉しているのを発見する。早くも秋の気配を感じる。
一か月前にはあんなに華やかだった小泉岳~赤岳周辺は、イワブクロ、イワギキョウ等がわずかに咲いている程度で、曇天とも相まって何だか寂しい気分になった。
ウラシマツツジ

12:10赤岳P着。急に人が多くなる。コマクサ平では、瑞々しさにはやや欠けるものの、多数のコマクサが咲き誇っていた。
コマクサ

14:30銀泉台着。15:30の道北バス(800円)で層雲峡に戻る。第一目終了。

30日、寝坊して30分遅れの5:30登山口発、緑岳を目指す。いきなり階段状の急登が続く。
第一花畑、第二花畑のお花は蕾が多く咲き始めたばかり。昨日のルートのお花は盛りを過ぎた感があったが、こちらのルートはまだまだこれからといったところ。
チングルマと緑岳

花畑を過ぎると、頂上直下の岩の急登になる。足場が悪い上に風が非常に強く、時折よろけてしまうほど。緑岳Pもものすごい強風で休憩なんてできない。白雲避難小屋まで直行し、ようやく一息ついた(ちなみに、下山時には派手に転んでしまい、ハイ松に頭から突っ込んでしまった。が、奇跡的に無傷)。

白雲避難小屋から高根ヶ原へと至る道には、今が盛りと花々が咲き乱れ、トムラウシが青く輝き、まさにカムイミンタラの世界だった。
トムラウシとお花畑

5月から毎週、アポイ岳、夕張岳、暑寒別岳、富良野岳など様々な山でお花を見て歩いたが、最後を飾るに相応しい大雪のお花を満喫した。もう思い残すことはない、そう思えた2日間だった。

【コースタイム(休憩含む)】
7/29(日)
6:30 黒岳登山口
7:30 黒岳P
8:00 黒岳石室
9:30 北海岳P
10:40 白雲分岐
11:05 白雲岳P
11:30 白雲分岐
12:10 赤岳P
14:30 銀泉台

7/30(月)
5:30 緑岳登山口
7:45 緑岳P
8:25 白雲避難小屋
9:35 高根ヶ原分岐
10:45 白雲避難小屋
11:30 緑岳P
13:20 緑岳登山口

(みかみゆ)
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札的内沢(本流~一の沢)

2012.7.28(土) 晴れ
メンバー S水 J子、O代、T橋正、M村

6:00石狩市役所浦臼町→7:30車止め出発
登り約5時間、下り約3時間半(ピークでの休憩約20分含む)


地図上では2の沢付近まで車道が続いているように見えるが、実際には4分の3位までしか車で入れない。多すぎて途中までしか数えてないが15個くらいはあると思われる砂防ダムを巻いて本流に沿って歩く。(下りは一の沢との合流下部に踏み跡を見つけだいぶ楽をした。砂防ダムの多さに嫌気がさし、途中1か所懸垂下降で降りてみたがセットに時間がかかり1回でやめた)

殆どS水とJ子がトップで直登、数えきれないほどの小滝が多く、面白い。
水が涸れた後も忠実に沢型を歩き、藪漕ぎはほんの少しで夏道(クマネシリ山から200m位東)に出ることが出来た。下りは861m~844mポコを過ぎて1の沢目指して下降。


DCIM0215.jpg
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この滝(3段大滝?)、S水とJ子が慎重に登る。私には無理・・・と絶望的になっていた時左岸に長いロープを発見。
右を直登して、中断より少し上に上がる。手がかりはあるけれど、なんか滑るんで見た目より登りにくい。さて、ここから上あそこまで行けば・・・というところで、スタンスにべったりと緑の藻が・・・!!試しに足を載せると案の定ズル~こりゃ危ないってんでそこから右の藪に逃げました。後で聞くと、この上に残置ハーケンがあったとか、気が付かなかった。残念(J子)
DCIM0220.jpg
ここは手足を突っ張り気味に登った。沢2回目のTさんはコツが分からず、頭から水をあびて登る。
ここの岩に限らず、突っ張りで抜ける箇所はあんまり滑らないです。滑る滝とそうでない滝と分かれます

DCIM0221.jpg
一の沢懸垂下降。泥んこになってしまった。1の沢には20mロープを2本を使う滝が2か所あった。

山谷では、1の沢1本半、本流1本になってるけれど、どう見ても逆じゃないでしょうか。1の沢の滝は別になんてことないし、堰堤を限りなく抜けてこれだけ?という感じです。本流は登りに、突っ張り、シャワーとはるかに結構楽しいです。おまけに1の沢は泥泥で、懸垂すると確保器で絞れた泥水が体にはねて汚ったない!!「ワ~!!汚い!!」って叫びながら降りました・・・。半ズボンもタイツも泥泥。沢は汚れるけれど、こんなに泥まみれになったのは初めてで、この泥に精神的にやられました。
(沢登り2回目Tの感想)
たいへん難儀しました...。ロープで確保してもらったとしても、基本的には自力で登らなければならないという、当たり前のことが身にしみて理解できました。(-_-;) 実践での懸垂下降は訓練時より何倍も緊張し、横に振られ身体中あざだらけです。ヤブ漕ぎもきつかった。
前回のニオベツ川沢入門で感じた沢登りというものの認識を、すべての面で再認識し直した山行でした。これに懲りずに、またよろしくお願いします。

会山行 愛山渓温泉~黒岳石室往復

平成24年7月21日(土)、22日(日) 愛山渓温泉~北鎮岳~黒岳石室 往復山行

(1日目)くもり 永山岳、比布岳、北鎮岳
朝7時半、T木さんリーダーとしてメンバ5人と町営宿泊施設愛山渓倶楽部横の登山口を出発。ポンアンタロマ川の水音を聞きながら沼の平分岐点で小休止。晴れてはいないがかえって涼しくてよい。沼ノ平分岐からは見晴らしのない急登が続き、テントと水3Lを入れたザックの重さが徐々に身に堪えてくる。雨でも降ったら滑って歩けないだろうと思われる泥土の斜面を過ぎると一気に展望が開けてくる。ちょろちょろとしか流れていないが、お花畑の中の泉のような銀明水は、冷たく澄んで疲れを癒してくれた。

沼の平分岐地点を通過 銀明水も近い イワギキョウ

右手に当麻岳を見ながらハイマツ帯やガレ場を登りきると永山岳に到着。時計を見るとここまで4時間半、当初計画を大幅にオーバーしている。ガスって回りが見えない天候も手伝って、少々暗い気分がパーティに漂う。安足間岳分岐、愛別岳分岐、比布岳を超えて、そこから100m以上を下って再び北鎮岳へ登り返すが、先の見えないダラダラ登りでメンバの足並みもバラケ気味、なんとも苦しい登りを強いられた。

比布岳に向かう稜線 ミヤマリンドウ もうすぐ北鎮岳だ

それでも北鎮岳に着いてみると、後は下りだけと云う気分がメンバの気力を回復し、黒岳石室には計画の10分遅れで到着、少し前に黒岳ロープウェイで登ってきた会の別パーティ11名と合流した。テン場はすでに20基以上のカラフルなテントで占められていたが、なんとか隙間を見つけてテントを設営、人心地つくことができた。標高差1200m、走行距離12~3キロの行程でくたびれていたため、夕食を摂った後8時頃には就寝した。

イワブクロ 黒岳石室、利用料ひとり500円


(2日目)晴れのちくもり 北鎮岳、比布岳、愛別岳、永山岳
朝3時半に起床、愛別岳に登ることを考えて、テキパキとテントを撤収し5時にはテン場を出発した。青空に広がる雲海は遥か遠くまで続き、昨日とは打って変わってリラックスした気分で北鎮岳を目指す。北鎮岳に到着すると、会の別パーティと思しき10名ほどの一群が雪渓を通過していた。大声を出してみたがついぞ返事はなかった。

比布岳とその奥の愛別岳 雪渓を歩くBパーティ?

前日ガスで何も見えなかった北鎮岳~比布岳間を、左手に北鎮岳山頂を見ながら気持ちよく下山していると、今度はこちらに向かってと思われる山頂からの大きな呼び声があった。比布岳へ登り返して、いよいよ本日のハイライトである愛別岳への分岐に到着した。目の前の愛別岳は、ホントにこんなところを降りていけるのか信じられないほどの急斜面を下り、細尾根を通過していく。ガイドブックでは経験者と一緒に行くことと忠告している。スリップしないよう気をつけながら愛別岳に約40分で到着した。よれよれになりながら分岐点に戻ると、あんなに恐ろしいと感じた急斜面もなんてことないと思えるから不思議だ。

愛別岳の雄姿 愛別岳の帰り道 愛山渓倶楽部

あとは下るだけ、途中銀明水で水分補給し、ゆっくりペースで歩き午後14時に登山口に到着、愛山渓倶楽部で2日分の汗を流してさっぱりした気分で札幌に帰還した。みなさん、ごくろうさまでした。

今回見つけた花、チングルマ、XXツガザクラ、ハクサンチドリ、コマクサ、エゾツツジ、イワブクロ、メアカンキンバエ、イワウメ、エゾコザクラ、イワギキョウ、チシマノキンバイソウ、ミヤマリンドウ、まだまだあったかもしれませんが、自分が判別できたものです。

総移動距離26km
(総歩行距離26キロ、登り返しもあってたいへんでした)

三峰山沢

2012年7月21日(土)天候 大体晴れ
メンバー  リーダーJ子  メンバーOさん、N川さん、M村

4:45札幌平岸出発→6:40バーデン上富良野着→7:00入渓→12:30富良野岳頂上→15:15稜雲閣→16:00バーデン上富良野着・温泉 →19:15札幌平岸着

病み上がりのJ子リーダーで初級と言われている三峰山沢に行って来た。

蕗の生い茂った踏み跡の残る林道を歩くこと40分。雄鹿の滝と九重の滝の二股に到着。
IMGP0641西
二股から見た九重の滝。九重の滝の上の方は案の定泥でズルズル滑って(私だけ)お助けロープを出してもらう。昨年も苦労したところだ。

DCIM0208.jpgIMGP0656、西川
華雲の滝。リーダーが滝を登って行く。がっしり掴めるところはないが、なんとか登れる。ここももちろんお助けロープ。
ぱっと見、登れないかと思うのか、この滝はほとんど右を巻いているようですが、左を結構すんなりと直登できます(気合いだ!!)良く見ると手足あります。バンドから上の方が短いのですが、登りづらく感じましたね~(J子)
DCIM0209.jpg今日の藪漕ぎ終了地点は富良野岳ピークから200m位下。ここを目指して十勝岳を眺めたりエゾルリソウのお花畑を楽しんだり・・・というのも最初だけ。 
DCIM0211.jpg
DCIM0212.jpg
富良野岳ピーク直下の藪漕ぎは斜面がきつく、岩と土はもろくて前を歩いている人の足元から石が落ちてくるし、掴んだ木も抜けそうで、早く次の一歩を踏み出さないと落ちてしまいそう。
エゾルリソウの咲き誇るルートをのんびりのぼるはずが、ルート設定を間違って限りなくPに近づいてしまいました。久々の急登の草つき、足下崩壊しそうで~~思ったより時間がかかりました。でも、源頭のお花畑の草原は「沢の源頭ってこうだよね~」を絵に書いたように綺麗でした

IMGP0674西川
IMGP0679西川
5時間半でピーク到着後は、のんびり尾根歩きで下山、稜雲閣を目指す。
三峰山と富良野岳の分岐までは、お花がびっしり咲いてとてもいい時期だ。でも、カミホロ分岐のあたりから下山する人が多くなり、安政火口付近は長蛇の列。登山人口が増えて、登山道崩壊が進むのかなあ・・・





富良野岳(原始ヶ原コース)~美瑛岳縦走

平成24年7月15日(日)~16日(月) 15日、16日とも晴れのち曇
富良野岳(原始ヶ原コース)~美瑛岳縦走

当初予定していた1839峰は、林道通行止めが判明し、日高縦走(オムシャヌプリ~十勝岳~楽古岳)に変更になった。その後、リーダー交代を経て、出発日当日、天候不良より、急遽、富良野岳(原始ヶ原コース)~美瑛岳縦走に決まった。

15日4:00起床、5:00白銀荘キャンプ場発。望岳台に1台デポし、原始ヶ原登山口へ向かう。
登山口への道がよくわからず不安だったが、標識が随所に設置されており最初は順調に進んだ。だが、原始ヶ原登山口まで7㎞との標識を最後に行けども行けどもそれらしき標識が見つからない。引き返すと、富良野側からは見えにくい位置に「原始ヶ原入口」の看板を見つけた。しかし、この道も、メンバーから「記憶と違う、地図と違う」等の声が上がり、途中で引き返してしまった。
最後の標識までいったん戻り、もう一度探すも、やはり先ほどの「原始ヶ原入口」の看板しかない。同じ道を再度進むとようやく登山口が現れた。これが今回の核心部だった。

原始ヶ原コースには林間コースと滝コースがあり、我々は少々時間はかかるものの変化に富んだ滝コースを予定していた。しかし、登山口を出発して間もなく「橋崩壊のため沢コースは全面通行禁止」の看板を発見!林間コースに変更する。

8:45原始ヶ原着。鳥のさえずりのみが聞こえる静かな湿原である。正面には富良野岳がどっしりと鎮座している。ジリジリと照りつける日差しの中、トキソウなどの花を見ながらゆっくり進んだ。
原始ヶ原から見る富良野岳

原始ヶ原を抜けると林の中に入る。さらに登ると、頂上直下の火山れきの急斜面に出る。非常に登りにくく体力を一気に消耗するが、素晴らしいイワブクロの大群落に出会うことができた。
イワブクロ

12:00富良野岳P着(正確には一つ手前のポコ)。原始ヶ原コースの静寂さと一変し、人が溢れている。
富良野岳からの下りのお花は、素晴らしいの一言。トカチフウロ、シナノキンバイ、チングルマ・・・が大群落を形成している。コイワカガミも見つけた。
コイワカガミ

少しペースアップして、三峰山、上富良野岳、上ホロカメットク山を巡る。泊り装備の重いザックでアップダウンを何度も繰り返し苦しいが、エゾコザクラ、チングルマなどの花々が、疲れた体を癒してくれた。

15:30上ホロ避難小屋着。雪渓から水を確保し、N沢リーダーが早速夕食の調理を開始する。乾燥野菜とカルパスがふんだんに入った特製カレーを美味しくいただいた。
Oさん定番のふなくちを2、3口飲むとすっかり酔いが回ってしまい、18:50には夢の中にいた。

16日4:00起床。朝焼けが美しい。上ホロが赤く染まっている。
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緑に溢れた昨日とうって変わり、赤茶色の荒々しい、荒涼とした風景の中を進む。自然の力の大きさと人間のちっぽけさを感じる。
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(富良野岳を振り返って)

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(十勝岳からの下り)

美瑛岳に近づくとまたお花が増え始める。美瑛岳Pからは遠く表大雪の山々が見える。上ホロ避難小屋で一緒だった東京からのパーティーは、山中5泊して愛山渓まで縦走するとのこと。人間ってすごいなと素直に感動する。
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(チングルマとオプタテ、表大雪の山々)

11:50望岳台着。あ~面白かった。
縦走って楽しい♪また行きたいです。

【コースタイム(休憩含む)】
◆7/14(土)
14:20 野幌PA発
16:45 白銀荘キャンプ場着
20:00 GN
◆7/15(日)
4:00 GM
5:00 白銀荘キャンプ場発
7:10 原始ヶ原コース登山口着
7:25 原始ヶ原コース登山口発
8:45 原始ヶ原着
12:00 富良野岳P着
12:45 富良野岳P発
14:05 三峰山P着
15:00 上富良野岳P着
15:20 上ホロカメットク山P着
15:30 上ホロ避難小屋着
18:50 GN
◆7/16(月)
4:00 GM
5:00 上ホロ避難小屋発
5:55 十勝岳P着
6:10 十勝岳P発
8:00 美瑛岳P着
8:45 美瑛岳P発
11:50 望岳台

(みかみゆ)
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